蛭対策って、どうすればいいですか?
ヒル(蛭)は、湿度が高い山間部や森林に生息しているため、特に梅雨から夏にかけての登山で遭遇することが多いです。ヒルに噛まれると血が止まりにくくなるため、不快なだけでなく、場合によっては感染症のリスクもあるので、適切な対策が重要です。以下に登山時の有効なヒル対策をまとめました。
暖かくなると、山ではいよいよヒルが出てくる季節です。5月から9月頃は特に遭遇率が高くなるので、しっかりと対策をして登山を楽しみましょう。
登山中に有効なヒル対策と便利なアイテムをご紹介します。
よろしくお願いしまーす。
ヒルの忌避剤とおすすめグッズ
まず、ヒル避けとして効果的な専用スプレーが登山専門店やネットで購入できます。1本あれば長く使えるので、準備しておくと安心です。
登山専門店やネットでも購入出来る蛭の忌避剤を紹介するね。一本買っておけば、かなり長く使えるよ♪
- ヤマビルファイター
- ヤマビルファイターエコ
- ヒルノック
- ダウンヒル
- 消毒用アルコール
- ヒル下がりのジョニー
- ディード入りスプレー
自作できるヒル忌避液
蛭を忌避する液体って、確か自分でも安く作れたよね?
市販のスプレーを持っていない場合、簡単な自作スプレーも効果的です。
食塩水、消石灰、木酢液を20%程度の濃度に薄めてボトルに入れて使います。これで、ヒルに直接かけることで忌避効果が得られます。
食塩を小さな容器に入れて持ち歩き、ヒルが登ってきたらかける方法もあります。ただし、山の自然に負担がかかるため、塩を撒き散らさないように注意しましょう。
ヒルの安全な取り外し方
あとさ、蛭登ってきたらめちゃ気持ち悪いやん💦、
指で剥がすんも嫌やし、絶対に蛭を素手で触りたくないんやけど😅
万が一、ヒルが体についてしまった場合は、以下の方法で安全に取り外そうね。
ピンセットで取り除く方法:ピンセットをターボライターなどで加熱し、ヒルに触れると簡単に剥がれます。必ず軍手を着用し、火傷に気をつけながら行いましょう。
塩やライターで駆除:ヒルは吸血後に産卵するため、確実に殺しておくことが大切です。踏みつけただけでは死なないことが多いので、塩や加熱したピンセットで処理します。無理に引き剥がそうとすると傷が広がりやすいため、塩をかけて自ら離れるのを待ちます。
ヒルに噛まれた後は血が止まりにくいため、ガーゼや絆創膏でしっかり圧迫しながら消毒し、清潔に保ちます。抗菌薬入りの消毒薬も携行しておくと安心です。
ヒルの侵入を防ぐための服装と装備
蛭避けスプレーも流れる場合もあるから、天気がよくなかったり、渡渉とかがあったら、何回か登山靴にふりかけておかないとだよね😃
ヒルは足元から登ることが多いので、以下のような装備が効果的です。
- ハイカットの登山靴:ローカットよりもハイカットの靴が安全です。
- ゲーター(スパッツ):ゲーターで足首をカバーすることで、ヒルが靴下や靴に入り込むのを防げます。
- 厚手の靴下とロングタイツ:蛭避けのスプレーをタイツや靴下にかけておくと、さらに効果がアップします。
- 忍者スタイル:シャツをパンツにイン、パンツの裾を靴下にインする「忍者スタイル」は、見た目はユニークですが、効果は絶大です。
- 靴下を二重に履く:靴下を二重に履くことで、ヒルが靴の中に入りにくくなります。さらに、靴の中まで浸入するリスクも減少します。
- 長袖・長ズボンの着用:肌の露出を避け、服装でヒルの侵入を防ぎます。袖口や裾の隙間も小さくし、なるべくヒルが侵入しにくい状態を保ちましょう。
ヒルが多いエリアと天候に注意
ヒルは湿った場所を好むため、登山中は湿地帯や草が茂った場所で長時間休憩を取らないようにしましょう。また、以下の点にも注意が必要です。
ザックの置き場所:草の上や湿った地面にザックを置くと、ヒルがザックに入り込むことがあります。できるだけ乾いた場所に置くか、背負ったままの方が安心です。
湿度の高い日や雨の後は避ける:湿度の高い日や雨上がりはヒルの活動が活発になるので、可能であれば天候を見てヒルが少ないタイミングで登山するのもおすすめです。雨上がりの森や沢沿いなど湿度の高いルートはヒルの出現率が高くなります。できるだけ乾いたルートや風通しの良い場所を選ぶのも対策になります
鹿や猪が多い場所:鹿や猪がよく通る山や湿地帯には蛭が生息しやすく、群生している可能性があります。
雨の後や湿度の高い時期:蛭は湿気を好むため、雨上がりや梅雨の時期は活動が活発になります。天候が悪い日や湿気の多い日には、山行計画を調整することも有効です。秋や冬など活動が鈍くなる時期を選んで登山するのも有効です。
基本的に活動シーズンで見たら寒いのは苦手だから、10月くらいになると山でも見かけなくなるよ。
まとめ
以上の対策をしっかり行うことで、蛭のシーズンでも安心して登山を楽しめます。特に、忌避剤を準備し、適切な装備を整えることで、蛭の侵入をしっかり防ぎましょう。
登山中や休憩時に、靴やズボンの裾、首元などにヒルがいないか定期的に確認します。早めに気づけば、被害を最小限に抑えられますよ。
詳しく教えてくれてありがとう!
これで私も、蛭対策バッチリにして登山出来そう♪
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