温泉が楽しめる山!『一度は入浴したい秘湯』7選

秘境の温泉が楽しめる山ってどこだろう?

温泉好きな人におススメの山を紹介していくよ!

山登りを楽しんだ後、温泉でリフレッシュすることができる「温泉の楽しめる山」について。

日本各地には、絶景を楽しみながら温泉に入れる秘湯が数多くあります。今回は、その中でも特におすすめの山と温泉を7つ厳選してご紹介します。

登山と温泉のコンビネーションで、自然の中での贅沢な時間をお楽しみください。

目次

白馬鑓ヶ岳と白馬鑓ヶ岳温泉

白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)は、長野県北アルプスに位置する標高2,903mの山です。登山はやや上級者向けで、特に後半の岩場を登る際には慎重な歩みが必要となりますが、山頂からの壮大な景色は一見の価値があります。

この山の大きな魅力のひとつが、山中にある「白馬鑓ヶ岳温泉」です。標高2,100mに位置する天然の露天風呂は、登山者にとって格別のご褒美。温泉は硫黄の香りが漂い、無色透明な湯が特徴で、山々に囲まれた露天風呂で浸かることで、登山の疲れをしっかりと癒すことができます。温泉までの道のりもハードですが、その先に待っている景色と温泉は、まさに達成感を味わえるスポットです。

温泉自体は山中にあるため、整備された施設はなく、非常に野趣に富んでいます。地元のボランティアによって管理されており、自然の温泉そのままの形で楽しむことができます。そのため、入浴の際はタオルなどの持参が必要で、マナーを守った利用が求められます。温泉からは、天気が良ければ北アルプスの山々を一望でき、その景色と湯の温かさが、登山者の疲れを一気に癒してくれるでしょう。

白馬鑓ヶ岳温泉

所在地 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城 山国有林121ル林小班

入浴料 大人 1,500円 / 小学生 1,000円

白馬鑓温泉小屋

八ヶ岳と湯元 本沢温泉

八ヶ岳は、長野県と山梨県にまたがる山脈で、赤岳を最高峰とする一大連峰です。初級者向けの登山コースから、山岳愛好者向けのハードなルートまで、さまざまな選択肢があるため、初心者からベテランまで楽しめる山です。

八ヶ岳の中腹にある「本沢温泉」は、標高2,150mに位置し、日本で最も標高の高い野天風呂として知られています。特に「雲上の湯」と呼ばれる露天風呂は、まるで空に浮かんでいるかのような解放感に包まれ、晴天の日には、青空と山々が作り出す壮大な風景を楽しめます。硫黄泉の泉質は、疲労回復や美肌効果もあり、登山で疲れた体に最適です。

湯元 本沢温泉

所在地 〒384-1301 長野県南佐久郡南牧村海尻 国定公園内

入浴料 1,000円

湯元 本沢温泉

那須岳と三斗小屋温泉

那須岳(なすだけ)は、栃木県にある標高1,917mの活火山で、茶臼岳や朝日岳など複数の山を含む山塊です。比較的登りやすいルートが整備されており、初心者やファミリーにも人気があります。山頂からは360度の絶景が広がり、天気が良ければ遠くまで見渡すことができます。

那須岳の中腹に位置する「三斗小屋温泉」は、山小屋とセットになった温泉で、登山者がひっそりと疲れを癒すのにぴったりの秘湯です。この温泉は標高1,400mにあり、那須連山の美しい景観を楽しみながら、ゆっくりと湯に浸かることができます。単純泉の泉質は、体をしっかりと温め、登山の疲れを癒してくれます。宿泊者限定のため、静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。

三斗小屋温泉

〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本

10:00ころ?〜13:00終了。
※女性専用時間 11:00〜12:00 

三斗小屋温泉 煙草屋旅館

雲取山と三条の湯

雲取山(くもとりやま)は、東京都、埼玉県、山梨県の境に位置する標高2,017mの山です。東京都の最高峰としても知られ、首都圏からアクセスが良いことから、人気の登山スポットとなっています。登山ルートは比較的なだらかで、初級者でも安心して挑戦できるのが特徴です。

「三条の湯」は、雲取山の登山口にある静かな秘湯で、豊かな自然に囲まれた露天風呂が自慢です。日帰り利用も可能で、登山を楽しんだ後に気軽に立ち寄れるのが魅力です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、冷え性や疲労回復に効果があり、自然の中でのんびりとリラックスできます。特に紅葉の季節や冬の雪景色は、温泉に入る楽しさを倍増させてくれますよ。

三条の湯

所在地 〒409-0300 山梨県北都留郡丹波山村

三条の湯

苗場山と赤湯温泉

苗場山(なえばさん)は、新潟県と長野県にまたがる標高2,145mの山で、広大な湿原が広がる山頂部が特徴です。登山道は整備されており、湿原の景色を楽しみながらゆったりと歩けるため、中級者におすすめの山です。

苗場山の麓にある「赤湯温泉」は、山深い場所に位置する秘湯で、自然そのままの雰囲気を楽しめる野湯です。硫黄泉が豊富に湧き出し、川のせせらぎを聞きながら浸かることができるため、まさに自然と一体化した癒しの時間を過ごせます。登山で疲れた体をしっかりと癒し、体の芯から温まることができる温泉です。

赤湯温泉

所在地 〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町三国475 苗場山5合目

赤湯温泉

九重連峰と法華院温泉山荘

九重連山は、大分県に位置し、九州屈指の美しい山岳地帯として知られています。その中でも法華院温泉山荘は、登山者に人気のスポットです。ここでは、自然の中での登山と温泉を同時に楽しめる、特別な体験ができます。標高1,300メートルに位置する温泉山荘は、日帰り登山者にも対応しており、山の景色を堪能した後に温泉で疲れを癒せる点が大きな魅力です。

日帰りでの登山を希望する場合、法華院温泉山荘を目的地にするのは最適です。九重連山の主な登山口である長者原(ちょうじゃばる)からのルートは、標準的な所要時間が3時間程度。途中、山の清々しい空気や野鳥の声を聞きながら、ゆったりとしたペースで歩けます。

ルートには適度なアップダウンがあり、体力に自信のない方でも安心して楽しめるでしょう。

法華院温泉山荘を起点に、さらに多くの山々を巡るコースもあります。中岳(1,791メートル)や久住山(1,787メートル)は、九州本土で最も高い山々として人気があります。これらの山々を日帰りで楽しむことも可能で、山頂からは大パノラマの絶景を望むことができます。九重連山には多くの湿原や花畑が広がっており、登山道を歩く中で見られるミヤマキリシマをはじめ、多様な植物や生態系も魅力の一つです。季節ごとに異なる表情を見せる自然の中を歩くことで、身体だけでなく心も癒されるでしょう。法華院温泉山荘で一休みした後に、さらに足を伸ばして九重の自然を堪能するのもおすすめです。

法華院温泉山荘

所在地 〒878-0202 大分県竹田市久住町大字有氏1778

法華院温泉山荘

北アルプスの最奥部に位置する秘境の地、高天原温泉

日本一遠い温泉と称される「高天原山荘」は、北アルプスの最奥部に位置し、登山者だけがたどり着ける秘湯として知られています。標高約2,000メートルの場所にあるこの山荘は、長時間の厳しい登山を経なければ辿り着けないため、温泉に浸かることができる人は限られています。しかし、その困難さを乗り越えた先にある絶景と露天風呂は、まさに非日常の体験を提供してくれます。

高天原山荘へは、北アルプスの奥地を進んだ先にあるため、登山初心者には難易度が高いコースです。一般的には、上高地や槍ヶ岳からのアプローチが多く取られますが、どのルートを選んでも、到達には通常2~3日の行程が必要です。このため、「日本一遠い温泉」という呼び名がつけられました。

登山の道中は、北アルプスの美しい山並みや、豊かな自然環境を楽しめます。特に、双六岳や鷲羽岳、三俣蓮華岳などの山々から眺める景色は圧巻であり、これらの山々を巡りながら進むのも大きな魅力です。道中は険しいながらも、北アルプスの大自然と対峙しながら歩むことで、心身ともにリフレッシュできます。

登山者たちは、険しい山道を登り切った後、この場所で自然の偉大さと自分の小ささを実感します。そのため、ここを訪れる人々にとっては、ただの観光ではなく、特別な「巡礼」のような意味合いを持つことが多いです。山荘にたどり着いた達成感と、そこで得られる静寂や癒しは、心に残る一生の思い出となるでしょう。

高天原温泉

所在地 〒930-1458 富山県富山市有峰

高天原温泉

温泉を楽しむには?疲れを癒すポイント

泉でゆっくりと体を癒すことは、多くの登山者にとって至福のひとときです。険しい山道を歩き、心地よい疲労感を感じた後、温泉に浸かることで筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果を得られます。また、温泉の成分には疲労回復や血行促進に効果のあるものも多く、登山後のリカバリーとして最適です。

登山後に温泉を楽しみ、疲れを癒すためのポイントをいくつかご紹介します。

温泉の効果を最大限に引き出す入浴方法

温泉に入る前に、まずは軽くシャワーを浴びて汗や汚れを落とすことが大切です。登山をした後は特に体温が上がっているため、最初はぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。ぬるま湯に長めに入ることで体全体がリラックスし、筋肉の緊張が徐々に解けていきます。反対に、熱すぎるお湯は体に負担をかけることがあるので、避ける方が良いでしょう。

また、登山による足の疲労やむくみを感じる場合は、足元をマッサージしながら温泉に入ると効果的です。特に下半身を温めると血流が改善し、疲労物質の排出が促進されます。

温泉の成分によっては、硫黄泉や炭酸泉などが筋肉疲労を和らげる効果が期待できます。

入浴後のケアも重要

登山後に温泉を楽しみ、疲れを癒すためのポイントをいくつかご紹介します。

温泉に浸かった後は、しっかりと水分を補給しましょう。登山で汗をかいた後は、体内の水分が不足している状態です。温泉でさらに汗をかくことで脱水症状になりやすいため、水やスポーツドリンクをこまめに飲むことが大切です。また、入浴後はゆっくりとストレッチを行うことで、さらに疲労回復を促すことができます。

温泉から上がった後は、少し身体を休ませることも忘れずに。食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくりとくつろぐ時間を過ごすことで、登山で疲れた体をしっかりと癒すことができます。

温泉の種類を選ぶポイント

温泉の成分によっては、硫黄泉や炭酸泉などが筋肉疲労を和らげる効果が期待できます。

温泉の成分によって得られる効果は異なります。登山後の疲労回復に適した温泉を選ぶことも、疲れを癒す重要なポイントです。例えば、炭酸泉は血行促進効果が高く、筋肉痛や肩こりを和らげる効果が期待できます。また、硫黄泉は新陳代謝を活発にし、疲労回復や美肌効果があるとされています。

また、温泉の場所によっては、大自然を眺めながらの露天風呂を楽しむこともできます。山の風景を眺めながら温泉に浸かることで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

登山と温泉の組み合わせを楽しめるおすすめスポット

登山と温泉がセットで楽しめるスポットは全国に数多くあります。例えば、長野県の「白馬岳」周辺では、登山後に「白馬八方温泉」や「栂池温泉」でゆっくりと疲れを癒すことができます。また、群馬県の「谷川岳」では、登山後に「水上温泉郷」の豊かな温泉を堪能できます。これらの温泉地は登山口からアクセスが良く、登山後の癒しの時間を楽しめるため、多くの登山者に愛されています。

温泉宿に泊まれば、登山の疲れを温泉で癒しつつ、地元の美味しい料理を味わい、リラックスした時間を過ごすことができます。

まとめ

今回ご紹介した7つの山と温泉は、それぞれが登山の達成感と温泉の癒しを提供してくれる最高のスポットです。

友人とのコミュニケーションの場としても最適。思い出話や楽しい会話を楽しむことも出来るね♪温泉目的に登山計画を立てるのもいいよね。

どの山にもそれぞれの個性があり、登山の後に大自然の中で温泉に浸かる体験は格別です。山頂からの絶景を堪能し、温泉で心身ともにリフレッシュすることで、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。

静かな自然の中で、温かいお湯に浸かりながら疲れた身体をじっくりと癒そう♪

温泉でリフレッシュすることで、心身ともにリラックスし、しっかりと体をケアすることができます。

登山と温泉を組み合わせたプランは、体力を使うアウトドアの楽しみをさらに充実させ、最高の癒しの時間を提供してくれるでしょう。ぜひ次の登山計画には、これらの温泉の楽しめる山を訪れてみてはいかがでしょうか。

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