
山で怖い目にあった事ある?



あるある!雷雲に追いかけられながら、山小屋に逃げ込んだ事とか!めっちゃ怖かったよ!
「山ってきれい」「登ってみたい」そんな憧れから登山を始める方は少なくありません。でもその一方で、警察庁の発表では年間3,000件以上の山岳遭難が発生しており、その多くがちょっとした判断ミスや想定外のトラブルから始まっています。
特に山岳遭難では、体力差・装備不足・天候急変・道迷いなど、いくつものリスクが重なりやすいのが現実です。怖いのは、大きなミスではなく「まさか自分が」という油断。安全登山の本質は、体力や根性ではなく事前のシミュレーション力にあります。
この記事では、実際の山のトラブル事例をもとに、初心者女性が押さえておくべき安全登山の基本をわかりやすく解説します。楽しい思い出を最高の形で持ち帰るために、まずは起こり得るリスクを知ることから始めましょう。
登山中に注意したい危険生物・植物まとめ
マムシ(ヘビ)


初夏に多く出現、足をかまれやすいので、肌の露出は避ける。足首まである登山靴がおすすめ、草むらや怪しい場所はストックでつつきながら進む。
クマ


多くの場合、クマが先に人の気配を察知して離れるため遭遇率は低め。大声で叫んだり、走って逃げない、出会ったら、前を向いたままゆっくり後ずさりする。
サル


目を合わせると威嚇されるので、絶対に見つめない。群れで行動するため、囲まれると危険。頭がよく、置いたザックから食べ物を盗むことがある。食料は必ず管理する
ウルシ


登山道から少し外れた場所に多い。葉の形を覚えて、触らない。かぶれると強いかゆみが出るため、すぐ病院へ。
ブヨ・蚊


刺されると大きく腫れることがある。命の危険はないが、目の周りは腫れて視界不良になることも。虫除けスプレー・ミントスプレーで事前対策を。
スズメバチ


黒い色・強いにおいに反応しやすい。ハチが多い山では黒いウェアを避ける。香水はつけない。刺されたらすぐに下山・医療機関へ。
常に「危険なケース」を想定しながら歩こう


山では、ただ何となく歩くのではなく、「もし〇〇だったら?」と危険を想定しながら行動することが大切です。
慣れている人ほど、危険を予測することが自然と習慣になっています。
| 山域 | 危険箇所 | 内容 |
|---|
| 北岳 | 八本歯のコル | 急登+浮石 |
| 塩見岳 | 山頂直下 | 岩場滑落注意 |
| 荒川三山 | 長距離縦走 | 体力消耗→判断力低下 |
| 赤岳 | 地蔵尾根 | 鎖場急登 |
| 横岳 | 岩稜帯 | 狭く高度感強い |
| 富士山 | 山頂付近 | 低酸素・高山病 |
特徴:距離が長い・水場少ない
事故原因:疲労遭難・道迷い
計画段階からが安全登山のスタート
登山当日だけでなく、事前に地図を見て、危険そうな場所をチェックしておくのがポイント。
崩落しやすそうな場所
細いトラバース
沢・水辺・急斜面



こうしたポイントを、あらかじめ頭に入れておきましょう。
山は楽しい。でも自然は甘くない
山はとても楽しい場所ですが、自然の中では常に危険と隣り合わせです。判断を誤ると、命に関わる事故につながることもあります。



通行止めの場所には絶対に入らない。その先には崩落などの危険があります。
動物のサインにも注意🐾
クマなどの足跡、木に残った爪痕、フンや踏み荒らされた跡。こうしたフィールドサインを見つけたら、周囲に注意しながら行動しましょう。
夏の沢・水辺は虫対策必須🦟
夏の沢沿いや水辺は、ブヨが特に多いエリアです。虫除けスプレーなど、事前対策を万全にしておきましょう。
起こりうる自然災害・登山中の危険
落石・滑落・転落


- 登山道では、落石・滑落・転落の危険が常にあります。
- 崖や急斜面の下は特に落石が多い通過するときは、上を確認しながら素早く歩く
- 足場が悪い場所では滑って転落する危険も
- 登山道を踏み外したり、浮石を踏まないよう注意
- 常に気を抜かず、集中力を保つことが大切
雨天時は要注意


- 路面が滑りやすくなる
- 視界が悪くなり、危険度が一気に上がる
難所では気を張る🧗


- 滑落したとき、場所や打ちどころが悪いと大事故に
- 大雨の後は、落石の危険性がさらに高まる
- 崖下の通過は、特に慎重に
- 危険を感じたら、無理をせず避難・撤退を優先
稜線での悪天候


- 稜線は、天候の影響を最も受けやすい場所です。
- 雨や風にさらされるだけで体は冷える
- 風速1mごとに体感温度は約1℃下がる
- 夏でも油断すると、低体温症になることも
稜線で最も怖いのは雷⚡


- 尾根や稜線は逃げ場がない
- 雷注意報が出ている場合は、稜線歩きを避ける計画に変更するのがベター
- 雷に遭遇したら、できるだけ稜線から下がった場所へ避難
ウェアの防水性も重要


- 稜線は風雨を直接受けやすい
- ウェアから水が染みると、夏でも急激に体温が奪われる
- 防水・防風対策は必須
あっという間に増水する「沢」に注意


沢の増水は突然起こる
普段は、飛び石を渡れる程度の沢でも、雨の影響で一気に腰くらいの水位まで増水することがあります。特に注意したいのは、下山ルート。下りでは、増水した沢を渡らないと帰れないケースもあります。
無理に渡るのは絶対NG
増水した沢を無理に渡ると、流される危険があります。水の流れは見た目以上に強く、とても危険です
沢は「待てば安全になる」ことも多い⏳
急に増水した沢は、雨がやめば水が引くのも比較的早いのが特徴。
雨がやんだら、しばらく待つ。水量が減るまで、無理に行動しない、この判断が、命を守ります。
増水時は計画変更も正解
沢が増水している場合は、その日の登山計画は次回に持ち越すのも立派な判断です。
危険性が下がるまで待つ。無理をしない、引き返す勇気を持つ。
まとめ







リスクを想定した計画を立てるようにすればいいんだね!



自分の計画に無理がないか、装備も適切か再確認だね!
山のトラブルは、特別な人にだけ起きるものではありません。体力がないからでも、経験が浅いからでもなく、「想定していなかった」ことが重なったときに起こります。だからこそ、本当に大切なのは、筋力トレーニングよりも、装備のブランド選びよりも、事前のシミュレーションです。
もし雨が降ったら?もし道を間違えたら?もし体調が急に悪くなったら?
そう問いかけながら準備するだけで、行動は驚くほど冷静になります。不安はゼロにはできませんが、「想定内」に変えることはできます。
登山は、安全を味方につけた人だけが、本当の絶景を安心して楽しめます。
次の登山は、なんとなくではなく、準備できている状態で一歩を踏み出しましょう。安全は偶然ではなく、あなた自身がつくるものです。あなたの山時間が、怖い思い出ではなく、自信と達成感に変わるように。
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