いよいよ夏山シーズン。憧れの山小屋泊、私達の装備、所持品教えます!

いよいよ夏山シーズン。日帰りの登山に慣れてきたら気になってくるのが山小屋を利用した一泊二日の登山。この夏思い切って、アルプスや富士山など標高の高い山にチャレンジされる方も多いんじゃないでしょうか?

山小屋を利用すれば、夕焼け、満点の星空、ご来光とこれまで日帰り登山では見る事が出来なかった景色が私たちを魅了してくれます。テント泊は敷居が高くても、山小屋泊なら長い行程の山も無理なく行動できるし、荷物も日帰り登山より少し増えるくらいなのでチャレンジしやすいです。

今回のブログでは、夏山登山で押さえておきたい、装備や所持品について解説していくね。

所持品だけでも色々あるよ。気になるものがあれば、参考にしてみてね。

目次

パッキングは忘れ物がないように、チェックシートを活用しよう


私たちは、パッキングする時は忘れ物をしないように、必ずチェックシートを使って忘れ物をしないようにしています。みんなも使いやすいようにPDFにしてるから、ダウンロードして使ってみてね。

一泊二日の登山計画、所持品リスト

色んな山に登るようになったら、装備以外にも用意しておきたい安全に登山をするための所持品が沢山出てくるから、少しづつ揃えていってね。

  • 登山計画書
    ヤマップやココヘリ、コンパスなどの電子での提出とは別に、紙媒体で登山ポストに提出する為のもの。家族への控え、登山中に見返せるものなどを複数用意しています。もちろん、登山計画に記載していない行動はとらない事。救助に影響が出てしまいます。
  • 身分証明書・健康保険証(コピー)
    万一のためにザックや財布に入れて携行しています。
  • ヘッドライト
    シーズンを問わずに用意しておきたいのが、ヘッドライト。疲労や渋滞、思わぬトラブルで日没してしまった時、あるとないでは命運がわかれてしまいます。もちろん日没以外にも、ライトをつけて日の出前から行動出来たり、より登山を安全なものにしてくれます。パッキング前に必ず動作確認としっかり充電を忘れない事。ケーブルで充電出来るものがモバイルバッテリーとの汎用性があり便利。リチウム充電式のヘッドライトは低温に強くて経済的です。
  • サングラス
    紫外線による目のダメージを防ぐためのもの。日差しの強い時は、使用することで無駄な光をカットして視界が確保しやすい。FLOATのSHARONを愛用。
  • 行動食
    登山中にエネルギー切れをおこさないために、こまめに食べれる行動食を用意しておこう。サコッシュやナルゲンボトルに入れておくと摂取しやすい。ナッツやくるみなど高カロリーなもの。トレイルナッツを愛用。
    食欲のない時はウィダーインゼリーとかもいいよ♪自分の好みの味のものをいくつか揃えておこうね。
  • 非常食
    非常時の時のエネルギー補給として。常温で保管できる、練乳や水あめなどもおススメ。もちろん高カロリーなものを選ぼう。
  • サプリメント
    登山で疲れを残さない為にも、服用することで筋疲労の予防~回復までを効果的にサポートしてくれます。
    モンベルからアウトドアサプリメント アミノサミット3500
    ゼンニュートリションからは、トラ(運動前のパフォーマンス向上)
    ダルマ(運動後のリカバリー)がリリースされています。
  • ナルゲンボトル
    フードコンテナとして使う以外にも、耐熱性を活かして湯たんぽとして使う事も出来ます。大きい方が保温性にも優れ、低体温症のリスクを軽減したり、体力の回復にも貢献してくれます。
  • バーナー・クッカー
    調理以外でも、遭難時はお湯を作れることが強みにもなり精神的な負担をカバーしてくれます、調理しない人も用意しておいて損はないアイテム。バーナーはPRIMUSの153ウルトラバーナー、クッカーはPAAGOWORKSのTRAILPOT S1200Pを愛用。
  • ポータブル浄水器
    沢や湧き水から、浄水して安全な飲み水を作る事ができます。持ち運びしやすいサイズなので、クッカーセットの中に忍ばせてます。調理に使える安全な水を調達できるからとっても重宝します。SAKUTTOの浄水器を愛用。
  • スタッフバッグ
    登山中にウェアが濡れたり、汗で汚れたベースレイヤーや着替えを収納出来ます。ビニール袋でもかまいませんが、山小屋を早立ちする時はビニール袋よりも音が出ないから就寝中の方への配慮にもなるよ。様々な登山メーカーから、カラフルなスタッフバッグが出てます。
    mont-bellで購入出来るライトスタッフバッグは、ゴアテックス素材のスタッフバッグでなくても、ハイドロプロ素材のものは、耐水圧が5000〜10000。傘の耐水圧は500なので、沢の様に水の中で遊ぶアクティビティなどでなければ、このスタッフバッグで十分。雨天の登山で荷物を濡らしたことはありません。色別に、荷物の種類を分けておくとザックから取り出すときにわかりやすいし、暗い場所でも、視認性が高く荷物を把握しやすいです。
  • 地図・コンパス
    GPSアプリの地図だけでなく、紙媒体で行動する全範囲を網羅しているものを持参しています。初心者には山と高原地図が見やすくておススメ。
  • 腕時計
    時間がわからないと、登山計画通りに進んでいるのか確認出来ません。夏山は午後から天候が崩れたりもするし、日の出、日没の時刻を計算しながら動く事が多いから、濡れても壊れないタフに扱えるものを用意しておこう。
  • ガベッジバッグ・ビニール袋
    山で出たゴミは持ち帰りです。モンベルから発売されているO.D.ガベッジバッグ4Lは食べ物のニオイ漏れや、汁物もこぼれたりしないし、ザックに外付け出来るからなにかと便利。サニタリーバッグとしても使えるよ。
  • アタックザック
    小屋から、ご来光ポイントやピークを目指すときに、必要最低限の荷物だけを背負い身軽に行動する時に使うサブザック。重たい荷物をデポしておけるので体への負担を大きく軽減できます。
  • ツェルト
    緊急時の主役とも言えるのがツェルトの存在。テントよりも軽量で避難できる空間を作れて、身体を休める事ができます。上手に扱うには練習が必要です。
  • ビバークツェルトソロ
    片手で収まる小ぶりなサイズ感ながらも保温力が高くて、身にまとうだけで生存の可能性もアップ。これは緊急時に誰でもパニックにならずに簡単に扱えるアライテントからリリースされている敷居の低いモデル。快適性ではツェルトに軍配があがりますが、ツェルトの張り方を知らない人でも簡単に扱う事ができます。
  • 細引きロープ
    ツェルトを設営したり、靴紐の予備にしたり、物を結束したり多様な使い方が出来ます。
  • ファーストエイドキッド
    山では応急処置に必要なものがすぐに手に入らないので、常備薬やキズパワーパッドなど、必要性を感じるセットを自分でカスタマイズしておこう。
  • ライター・マッチ
    バーナーは山の環境によっては正常動作しない時があるから、それをサポートするのがライターの存在。電子式よりもヤスリを回転させるフリント式の方が山では役立ちます。バーナーとセットで持っておこう。
  • ホイッスル
    緊急時に大声で助けを呼ぶよりも、効率的に周囲に自分の存在を知らせる事ができます。スポーツ界、軍、救助隊が使用しているモルテンのFOX40がおススメ。
  • 手ぬぐい
    汗をふいたり、首回りの日焼けから守ってくれます。沢の水を含ませて気化熱を利用して熱中症対策も出来るし、複数枚持参して小屋では枕カバーにしたり、下山後のお風呂にも使えるよ。山小屋で購入したものやマウンテンジャムの手ぬぐいを愛用しています。
  • 日焼け止め・リップクリーム
    標高に比例して、紫外線も強くなります。KAOのビオレアスリズム
    アブレッシブデザインのSun Protect “Fighterは、カバー力が高くおすすめ。
    ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ リップモイスチャライザー👈塗り直ししないと、やっぱり赤くなってヒリヒリになっちゃいます。でも潤い凄くてぺたぺたしすぎるウルウルのリップだと髪の毛とか砂もくっついてくるので、その点このリップはちょうど良いです😳👏
    ※ビタミンCも身体に溜めれないものなので、混ぜた水を登山前も中も下山後もこまめに飲んで一応中からケアもしてます🌟
    ミディアオーガニック/セラムオイルリップスティックも馴染みよくて、唇の発色を綺麗に見せてくれます♪コンビニでも入手可能です💛
  • 100円硬貨
    山のトイレはチップ制が殆どです。用意しておきましょう。
  • 携帯電話・モバイルバッテリー
    電波の不安定な山中は電池の消耗が早いので、機内モードに。日帰りの計画でも必ず予備のバッテリーは所持しています。メーカーはアンカーを使ってます。
  • ロールペーパー
    使用後のカトラリーを拭いたり、口を拭いたり持っているとなにかと重宝します。
  • トレッキングポール
    まだ脚力に自信がない人や、次の日に疲れを残したくない時に。推進力も増して膝への負担が軽減されます。モンベルのアルパインフォールディングポールを愛用。疲れてくると体幹が弱まり身体のバランスが崩れて転倒しやすくなります。ポールがあれば脚の負担を減らし、バランスを保つ杖にもなります。あれば4WD、なければ2WDです。
  • 椅子
    え?椅子??って言う人もいるかもしれませんが、アルプスは立山、木曽駒ヶ岳、仙丈ヶ岳など登山口へのアクセスに、早くから並んで乗車チケットを購入する必要な場合があります。チケット発売までの待ち時間に椅子があるとすごく楽です。MAGIC MOUNTAIN のピボットミニチェアーを愛用しています。最前列を確保している人たちは必ず用意しています。

夏山の装備 一覧表 

私たちが夏山に行くときは、いつもこんな感じでレイヤリングしているよ。夏の山でも天候が崩れたり日没後は冬のような寒さになる事もあるから、防寒対策も忘れずにね!

  • 薄手ベースレイヤー(化繊・メリノウール)
    登山用のベースレイヤーは速乾性ですが、土砂降りで乾かないくらい濡れてしまったり、しっかりと体力を回復させておきたい時は、必ず乾いたウェアに着替えて体力を保持する必要があります。濡れたままでは体力の回復に支障をきたしてしまいます。長期の登山計画では、メリノウールは抗菌・防臭効果に優れるので一枚で済ます事で軽量化する事が出来ますが、ベースレイヤーそのものが嵩張らずに軽量なのでGORE-TEXのスタッフバッグに予備を一式用意しておくと心強い。メリノウールは多少濡れても体温低下への影響を受けにくいです。多少荷物にはなりますが秋口だと山小屋も乾燥室に火を入れない時があり、化繊でも乾かない事もあるので、必ず着替え用のベースレイヤーを1泊でも2着は持って行くようにしています。
  • 半そでシャツ
    汗冷えから守るために、ベースレイヤーを身に付けますが、その上に着用するシャツも、同じく速乾性に優れたものを着用しよう。
  • 長袖シャツ
    日中、風が吹いたり、少し肌寒い時に長袖シャツを用意しておく事で体温の調整がしやすいです。使わない時もザックから取り出しやすい所に入れておこう。肌を露出しない事で紫外線を効率よくカット出来ます。
  • ロングパンツ、ショートパンツ+タイツ
    登山は脚を常に動かすので、立体裁断で動きやすく伸縮性のあるものがマスト。紫外線や転倒時、棘や虫などから肌の保護してくれるので肌を出さない着合わせを心がけよう。
  • アンダーウェア(パンツ・ショーツ)
    WUNDERWEAR 50/50 ジェンダーレスでメリノウールと化繊をミックスしたパンツ・ショーツです。カラーバリエーションも豊富で、身体にフィットしてくれてストレスフリーな履き心地。コンセプトは前後表裏で最大4日まで履けるとの事ですが、それはイカついので試してません(笑)
  • ゲイター
    パンツの裾が汚れるのを守ってくれたり、登山靴に雨や小石の侵入を防いでくれます。夏山は天候も崩れやすく、靴の中を濡らさないためにも、雨のシーンではレインウェアと合わせて使いましょう。
  • 帽子
    紫外線からの保護以外にも、簡易ヘルメットとして頭部を保護してくれる効果もあります。虫よけネットやサンシェードのついているタイプもあります。高い山は特に紫外線が強いので、頭皮の皮が後日捲れてくる事もあるし、日焼けがひどいとシャンプーが痛いです。
  • 靴下
    メリノウールがパイル編みされている肉厚のものがクッション性に優れ、長時間の歩行を快適にしてくれます。替えがあると安心。
  • グローブ
    夏でも強風時やご来光前は、かじかむような寒さになる時もあります。手を保護する以外にも、一枚重ねる事で保温出来るようにオーバーグローブもあると安心です。衣類だけではなく、グローブも重ねて着用する事もあります。
  • レインウェア
    雨天時だけでなく、防寒着としても出番が多いです。防水と透湿性に優れたGORE-TEXのものを用意しておこう。上下セパレートに分れているものを使うようにしよう。
  • ダウンウェア・薄手のフリース
    防寒着としてダウンは最も軽量。星空観察や防風、保温性に優れます。ただし雨などの水に弱く濡れてしまうと機能を失い保温性に大きく影響を及ぼしてしまいます。
    登山用薄手の化繊フリースは、行動着としても役立ちます。ダウンウェアよりも濡れに対する影響を受けにくいです。
    finetrack(ファイントラック)のドラウトセンサージャケット/WOMENSから、
    PatagoniaのR1などは3シーズンで愛用しています。
  • ザック
    日帰りなら30リットル程度のもの。山小屋一泊や調理道具を入れるのであれば40リットル以上が望ましいです。レインカバーが付属していたり、ハイドレーションに対応したモデルを選ぶと便利。デザインだけではなく背面に合ったものを試着して確認しておくと失敗が少ないです。
  • ザックカバー
    ザックを雨から守るために、ザックに取り付けて使います。ザックのサイズに合ったものを選んで購入するといいよ。ちょっとした雨なら、ザックカバーを取り付ける事で、ザックが濡れないけど、長時間雨にふられてしまうと、ショルダーハーネスや背面などを通じて、中の荷物が濡れてしまうから、防水スタッフバッグも活用しよう♪
  • サコッシュ・ボディーバッグ
    行動食や地図、カメラなどすぐに取り出したいものを入れておくのに便利。一つ持っておくと、ザックを下ろさなくても小物を取り出せます。
    ロウロウマウンテンワークスのタビチビトート
    グレゴリーのテールメイトXSを愛用。
  • 登山靴
    長時間歩いたり、森林限界や岩場、また通常よりも荷物が多くなり、疲れたタイミングで捻挫してしまったりします。足首をしっかりホールドしてくれるハイカット、もしくはミドルカットが好ましい。GORE-TEX素材のものを用意しておこう。
  • ヘルメット
    岩稜帯エリアを通過する時に使用。持参しないと立ち入れないエリアもあります。登山用のものを持参しよう。マムートのウォールライダーが軽くて首が疲れないので愛用してます。
  • 軽アイゼン
    雪渓エリアを通過する時に使用します。夏山の登山道でも残雪している事もあるので事前に調べておこう。モンベルのスノースパイク6クイックフィットを愛用。携帯性に優れたチェーンアイゼンを使う人も多いです。

山小屋泊での持ち物

初めての山小屋♪快適に過ごすための持ち物を紹介するね♪

  • インナーシーツ
    コロナ渦になってから、小屋でも求められるケースが多くなりました。メンテナンスのしやすいモンベルのレクタングラー シーツを愛用しています。
  • ドライシャンプーシート
    必要枚数分を数枚ジップロックに入れて持って行きます。KOSEのFRESHCAREを愛用しています。
  • メイク落としシート
    化粧落としは水分たっぷりのオイルフリーのものを使ってます。
    マンダムのビフェスタ うる落ち水クレンジング シート ブライトアップを愛用。
    登山専用コスメ W洗顔シート / 化粧水 アウトドア👈なんだかんだ車中泊でも温泉でもパパッと済ませてます。このシートは定番かもですが、敏感肌でも刺激がなくて使いやすい✨
    【MAISON DE AQUA】スキンベースウォーター白馬村の良質な天然水と植物類から抽出したミネラルをブレンドしたミスとタイプの化粧水。化粧の上からでも使えます♪
    みんなでみらいを/洗顔クレンジングパウダーSパウチ トラベル用はメイクを落とした後もお肌がしっとりして気持ちがいいです♪
  • 【to/one】ブライトニング グロウ セラム目の下など乾燥が気になった個所にスポットで濡れるスティック型の美容液。登山中の紫外線による肌トラブルをケアしてくれます♪
  • ボディーペーパー
    お風呂に入れる山小屋は少ないです。体拭きシートはシャワー浴びたなみにスッキリするから泊まる時とかは体拭きシートを使います。汗拭きシートよりもおススメ。ビオレの全身すっきりシートを愛用。
  • 耳栓・アイマスクネックフォーマー
    山での寝不足は体調に顕著に現れます。睡眠をきちんと確保するためにも必ず持っておく事。アルプスの朝は寒いので、気になる人は首を温める事で眠りやすくなります。光や音を遮断し、リラックスできる環境を作ります。
  • 財布
    山バッチや手ぬぐい、シャツなどお土産が沢山。また飲食物の購入も可能なので、お財布は必須アイテム。トイレはチップ制なので小ぶりでも小銭の収納スペースに優れたものを使うと便利だよ。色々試したけどSUU DESIGN WORKSのmulti pouchが一番使い心地が良かったです。
  • 歯磨きシート、歯ブラシ
    歯磨き粉を使えない山小屋は沢山あります。ブラッシングすることで口の中の食べ残しを取り除く事も出来ます。すっきりしたい人は歯磨きシートがおススメ。
    オーラルピース アウトドアアドベンチャー👈山に泊まるときも歯磨き粉使えなくても気持ち良く綺麗を保てるように
  • ワラーチ
    山小屋にサンダルが用意されていたりする事もあるけど、夜にちょっと外を散策したりする時にかさばらずに持っていけるので便利。登山中以外の運転の時ももっぱらサンライズのワラーチ10mmスリップシート付を愛用しています。

車中泊・温泉セット

登山中は車に残しておくけど、就寝時に必ず用意しているものをリストアップするね

  • アイマスク
    前夜入りで車中泊をしていると、明け方まで車がヘッドライトをつけてずっと入ってきます。ライトがまぶしくて睡眠不足にならないためにもアイマスクは必須です。
  • 空気枕
    コクーンのエアーコアフードピローウルトラライトを愛用しています。空気の出し入れもとっても楽で、快適に睡眠も出来ます。
  • 歯磨きセット
    車中泊ポイントに着く前に最寄りのSAや道の駅などで歯磨きをしてます。
  • タオルケット
    温泉の時に使うバスタオルや、登山ウェアなどを使って就寝時の体温調整をしています。ちなみに嵩張るのわかってるけど、山旅の時に持っていきたくなるのがジェフリーフルビマーリのバスタオルです(笑)こちらは登山旅行の時にのみ使用♪
  • フェイスマスク
    登山中は肌のケアが出来ないので、登山前後は肌にうるおいを与える保湿成分が十分に配合されているものを使ってコンディションを整えてます♪
    ルルルンのフェイスマスク👈目的別にいろんな色があるから、悩みどころのやつ使うのも良いと思います!!これはうるおい弾力ハリ美肌って書いててトータル的に良さそうやなーって思って使ってます。
    なめらか本舗のリンクルシートマスクNプチプラでしっかり保湿してくれて、コスパ良しです。
    その他シートマスク👈とにかく炎症の鎮静とビタミン系が強い韓国コスメが優秀🥹👏✨
  • ランタン
    明け方前から起床して山の準備をする時に、荷物の確認などがしやすい。

  • モンベルのステンレスミラーは扱いやすく割れる心配がないです。お化粧にも使えます。
  • 着替え
    下山後の私服。移動時間も長いからリラックス出来る衣類を用意。
  • お風呂セット
    下山後は汗を流してリセットしたいもの。好きなシャンプーや石鹸などを詰め合わせた入浴セットも準備してます。

山小屋利用の心構え

山小屋を初めて利用する人に、私達からのアドバイス

  • もし宿泊予約をしている山小屋への到着が大きく遅れてそうな時は、連絡を入れる様にしておきましょう。
  • チェックインが終わったら、最初に汗で濡れているベースレイヤーを乾いたものに着替える事。そうする事で疲労の回復に繋がります。また濡れてしまったウェアがある時は乾燥室があるなら使わせてもらいましょう。
  • エネルギー切れをおこさない為にも、山小屋で提供される食事はしっかり食べておきましょう。
  • 次の日すぐに行動できる様、荷物の整理を忘れない事。
  • 深夜や早朝は、夏山でもかなり冷え込みます、防寒対策をしてから出発しよう。

山小屋の食事は
夕飯時刻 17:00~18:00
朝食   5:30~6:30

くらいです。
交代制で食事を提供している事が多いから、チェックインした時に食事の時間も確認しておこう。

就寝時刻は
就寝時刻 21:00くらい。

消灯後は灯りがないのでヘッドライトを手元に置いておこう。
喉が渇かないように、飲み物は枕元へ。
次の日、早朝出発の人は、朝ご飯の代わりにお弁当に変えてもらう事もできるよ。

ストレッチやマッサージをする事で、血のめぐりも良くなり眠れやすくなるし、疲労の回復にも繋がります。もし夜中に目が覚めてしまったり、眠れなくても決して焦らない事、目を閉じて横になる事で脳を休める事が出来、睡眠と近い効果が得れるから、次の日に備えて、安静にして出来るだけ体を休めておこうね。

就寝時のポイント
山小屋の就寝スペースは限られています。スペースを有効に使うために不要なものはザックに収納しておきましょう。収納棚のない山小屋もあるのでバックパックを足元に置き、足を高くして就寝する事で疲労回復にも繋がります。相部屋の場合、他の登山者もおられるので後から来る人へのスペースにも配慮し、貴重品などは自分で管理しましょう。

✅水について
山小屋で使用する水は雨水を溜めたり、湧き水や雪渓からポンプで汲み上げられた貴重なものです。水の出しっぱなしは控えて無駄使いはしない事。浄化設備も下界ほど整ってはいませんので、食べ物の残り汁など汚れたものは環境に配慮し、流すことは避けましょう。

✅ゴミの問題
登山中に出たゴミは山小屋では捨てずに持ち帰りましょう。山小屋のゴミはスタッフが荷下げや焼却、ヘリコプターの使用などにより労力と費用を要します。もちろん登山中のゴミのポイ捨てもNG。標高の高いエリアでは微生物の活動も鈍いから、自然に還るのも遅く景観を損ねてしまいます。

小屋泊登山計画、失敗しない為に押さえるポイント

山小屋への到着は15時を目安に計画を立てる

山小屋への到着時間を15時までに設定するのは、安全で快適な登山のために重要な要素です。以下のポイントを抑えることで、無理のない計画を立てられます。

15時を到着の目安とする理由は、主に安全性と行動余裕を確保するためです。特に夏場は午後になると天候が急変しやすく、14時以降に雷が発生するケースが増加します。稜線では落雷のリスクが高まり、行動を続けることが危険になる可能性が高いです。

雷は登山者にとって最も警戒すべき自然現象の一つです。雷雲は短時間で形成され、稜線や開けた場所では避雷が難しい状況に陥ることがあります。こうしたリスクを避けるため、午後早い時間までに目的地に到着し、天候が悪化する前に行動を終える計画が必要です。

日の入り時間を把握することも重要です。季節によって日の入り時間は異なるため、その時間を基準に逆算して行動計画を立てます。

特に山間部では暗くなると視界が悪化し、転倒や道迷いのリスクが高まるため、明るいうちに行動を終えられるよう余裕を持った計画が大切です。

1日の歩行時間を6時間程度に

登山計画において、1日の歩行時間を6時間程度に設定するのは、安全で快適な山行を実現するための基本です。適切な歩行時間を守ることで、体力を効率的に管理し、疲労や怪我のリスクを軽減できます。

歩行時間が長くなりすぎると、体力の消耗が激しくなり、回復が追いつかなくなります。登山では一定のリズムを維持することが重要で、適度なペースを保つためには6時間程度が理想的です。疲労がたまると、足元への注意が散漫になり、転倒や怪我の原因になることもあります。

標高差300mを1時間で歩ければ、登山の標準的なペースとされています。この基準を元に、自身の体力や経験を考慮して計画を立てましょう。例えば、標高差1,300m~1,500mであれば、5~6時間を目安にスケジュールを組むと無理がありません。

登山中は、30分歩いて5分程度の休憩を取るペースが理想的です。短時間でもこまめに休むことで、筋肉の疲労を緩和し、体力を維持できます。また、長時間の休憩を取ると体が冷えてしまう可能性があるため、適度な間隔で小休止を挟むことが重要です。

適切な歩行時間と休憩のバランスを守ることで、安全で充実した登山が可能になります。

水の補給場所を事前に確認する重要性

登山計画を立てる際に、水の補給場所を事前に把握することは、安全で快適な山行を支える基本的な準備です。水分補給の不足は体調不良や行動力の低下につながるため、十分な準備を行いましょう。

登山中の必要な水分量は、以下の計算式で求めることができます。
「体重(kg) + バックパックの重さ(kg) × 5 × 行動時間(h)」
例えば、体重60kg、バックパック10kg、行動時間6時間の場合、必要な水分量は約2.1リットルになります。この計算式を基に必要量を見積もり、水場での補給や持参する量を調整しましょう。

登山ルート上に水場がある場合、その正確な位置を事前に地図やガイドブックで確認してください。しかし、自然の水場は季節や天候の影響で枯れる可能性があります。そのため、直近の情報を地元の登山情報センターやオンラインで確認することが重要です。

水場の位置までの行動時間を考慮して、必要な水分量を事前に計算しておくことが荷物軽減にもつながります。また、水場が無い区間が長い場合は、山小屋での補給やペットボトル水の購入を活用しましょう。水筒やハイドレーションシステムを利用することで、こまめな水分補給が可能になり、脱水症状を予防できます。

事前の確認と適切な計画が、水分補給のトラブルを防ぎ、安全な登山を支えます。

着替えを最小限にする理由とコツ

山小屋泊の登山では、荷物の軽量化が快適な行動の鍵となります。着替えを最小限に抑えることで、荷物の重量を大幅に減らし、体力の消耗を防ぐことができます。

着替えは、速乾性と軽量性に優れたものを選ぶのがおすすめです。速乾性のTシャツ、下着、靴下のセットを1組持参すれば、必要十分です。汗をかいても短時間で乾きやすく、臭いや不快感を軽減できます。また、山小屋内で過ごす際の薄手のインナーも1枚あると快適です。

雨や湿気から着替えを守るため、防水性の高いスタッフバッグやジッパー付きビニール袋に収納しておきましょう。これにより、着替えが濡れるトラブルを防ぎます。また、濡れた衣類は、山小屋の乾燥スペースを活用して乾かすことが可能です。防水対策は行動中の衣類にも重要で、レインジャケットやパンツを常に携帯することを忘れないでください。

下着を頻繁に変えない場合、パンティライナーや抗菌性のある下着を使用することで快適さを保つ工夫ができます。また、日数分の着替えを持たず、夜に軽く手洗いし、翌日乾かす方法も有効です。携帯できる小型の洗剤や干すための軽量なロープがあれば、荷物を減らしながら清潔を保てます。

無駄を省き、必要最小限の荷物で山行に臨むことで、より楽しい登山体験が得られます。

万が一に備えたエスケープルートの確認

登山では予想外の事態に備えることが重要です。急な天候の変化や体調不良などのトラブルが発生した際に、安全に下山できるエスケープルートを事前に確認しておくことで、リスクを大幅に軽減できます。

山に入る前に、滞在期間中の天候予報を必ず確認しましょう。もし1日でも悪天候の予報があれば、行動計画を変更し無理をしないことが大切です。山では天候が急変することもあるため、行動中も空模様を観察し、怪しい兆候があればすぐに行動を中断し、安全な場所へ移動することが重要です。

事前に地図やガイドブックで、最短で下山できるエスケープルートを確認しておきましょう。また、ルート上や近隣に避難可能な山小屋や避難小屋がある場合は、その位置も把握しておくと安心です。特に登山ルートが長い場合、複数のエスケープルートを考えておくことが推奨されます。

登山中の事故や救助には高額な費用がかかる場合があります。そのため、万が一に備えて山岳保険に加入することが重要です。山岳保険は、遭難救助や医療費をカバーするだけでなく、家族への連絡サポートが含まれるものもあります。保険内容を確認し、自身の行動に適したプランを選びましょう。

準備を徹底し、不測の事態に柔軟に対応できる計画を立てることで、安全で快適な登山を楽しむことができます。

山小屋の大部屋で快適に眠るための対策

山小屋の大部屋での就寝は、他人の物音や環境の違いから寝づらさを感じる人も多いですが、事前に適切な準備をすることで快適に過ごせる可能性が高まります。

音が気になる方には耳栓が強い味方です。山小屋ではいびきや話し声、周囲の物音が予想されるため、遮音性の高い耳栓を持参しましょう。特に、耳にフィットしやすいフォームタイプやシリコンタイプの耳栓がおすすめです。慣れていない場合は事前に試しておくと良いでしょう。

シルク製のインナーシーツは、快適な睡眠環境を作るための高価値アイテムです。肌触りが良く、保温性と通気性に優れているため、山小屋の寝具の上から使用すると肌に優しい環境を整えることができます。また、シルクの枕カバーは髪へのダメージを抑える効果があり、美容にも気を遣いたい方にとって理想的です。

少しでも自分に合った環境を作る工夫をすることで、慣れない場所でも質の良い休息を得られますよ。

ヒザが痛くならないための対策と歩き方

登山や長時間の歩行で膝の痛みを予防するためには、事前の準備と正しい歩き方が重要です。以下のポイントを押さえることで、膝への負担を軽減し、安全かつ快適に歩行を続けられるようになります。

膝への負担を軽減するために、事前にサポーターやテーピングを活用するのは効果的です。サポーターは膝周辺を安定させ、衝撃を吸収してくれます。また、テーピングは膝の動きを補助し、適切な形で負荷を分散させる役割があります。登山前に正しい巻き方を学んでおくと良いでしょう。

膝を痛めないための歩き方の基本は、以下を意識することです

  • 背筋を伸ばす: 姿勢を正して歩くことで、膝への過剰な負荷を防ぎます。
  • かかと着地を意識: 足全体で地面に衝撃を分散させ、膝にかかる力を軽減します。
  • 歩幅を小さく保つ: 無理に大股で歩くと膝に負担が集中しやすいため、小刻みな歩幅で歩くのが理想的です。

膝痛を根本から予防するためには、膝周りの筋肉を日々鍛えることが最も効果的です。特に、大腿四頭筋、大殿筋、内転筋といった大きな筋肉を鍛えることが推奨されます。具体的な筋トレ方法には以下があります。

  • スクワット: 膝と腰を使って大腿四頭筋と大殿筋を鍛える定番の運動。
  • ランジ: 一歩踏み出す動作で、バランス感覚と筋力を同時に向上させる。
  • 片足立ち: 信号待ちやテレビを見ながらできる手軽な方法で、膝周りの安定性を強化。

膝を酷使した後は、アイシングやストレッチを行い、筋肉と関節の回復を促しましょう。また、膝に負担をかけすぎた場合は、無理をせず休むことも大切です。

膝を守るためには、事前準備、歩き方、日常的な筋力強化の3つの要素をバランスよく取り入れることが成功の鍵ですよ。

地図に書いてあるコースタイムどおりに歩けるか心配な方へ

地図に記載されたコースタイムはあくまで目安であり、登山者それぞれの体力や歩行ペースに応じて調整することが重要です。焦らず、自分に合ったペースで安全に登山を楽しむためのヒントを以下にまとめました。

地図に書かれているコースタイムは、標準的な体力と歩行スピードを想定して作られています。しかし、個々の体力や経験によって実際のペースは異なります。無理をせず、自分のペースを把握して計画を立てることが大切です。また、荷物の重量や天候、地形の難易度も考慮してスケジュールを組むと良いでしょう。

同行者がいる場合、グループ全体のペースに合わせる必要があります。人数が多くなるほど、ペースが遅くなりやすいため、余裕を持ったスケジュールが重要です。途中で写真を撮ったり、景色を楽しんだりする時間も考慮に入れて計画を立てることで、ゆとりある登山が実現します。

登山の魅力は、ただゴールにたどり着くだけではありません。途中での休憩や景色を楽しむ時間を計画に盛り込むことで、心の余裕を持ちながら歩くことができます。また、その余裕が新しい発見や感動を生むきっかけになることも。登山はペース以上に、心地よい時間を楽しむことが大切です。

余白のある計画を立てることで、体力的にも精神的にも余裕を持てる登山が可能になります。

そのゆとりが、登山の楽しさをより深める要素となって、新しい山の魅力を見つけるチャンスを広げてくれますよ。

縦走登山後の車の回収方法に悩む方へ

縦走登山を計画するとき、車を利用する場合は、出発地点と下山地点が異なるため、車の回収が課題になります。これを効率よく解決する方法や、新しい旅の楽しみ方について考えてみましょう。

縦走登山では、公共交通機関を使ったアクセスを検討するのが現実的です。入山口までは電車やバスを利用し、下山口からの帰りもスムーズな公共交通を選べば、車の回収に悩む必要がなくなります。普段は車移動が中心の方も、新しい移動手段にチャレンジする良い機会です。

一部の登山エリアでは、登山者向けの車の回送サービスが提供されています。これは、登山中にプロのスタッフが車を下山地点まで移動させてくれる便利なサービスです。料金はかかりますが、時間と手間を大幅に省くことができます。事前に予約が必要な場合が多いので、計画段階で確認しておきましょう。

公共交通機関を利用することを旅の一部として捉えると、移動時間も新たな発見や楽しみの場になります。ローカル線やバスから眺める風景は、車では味わえない特別な体験です。下山後の温泉や地元のグルメスポットを訪れるプランを組み合わせることで、旅自体がより充実したものになるでしょう。

車派の方も、縦走登山を機に公共交通やサービスを取り入れることで、登山の幅が広がります。

アクセス方法に柔軟性を持たせ、行動範囲を広げることで、新しい楽しみ方や発見が得れますよ。

必要な登山ギアは、経験と共にわかります。

夏山に向けた私たちの装備や所持品、山小屋での注意点とマナーを掲載させていただきました。

沢山紹介しましたが、必要とする登山ギアは自身の登山スタイルと経験を重ねる事により、少しずつ必要なものが見えてくるようになるはずです。

そして、疲れて到着した山小屋で提供される温かい食事は最高のご馳走です。

毎年多くの登山者が利用し、守らなければならないマナーもありますが、他の登山者と仲良くなれるのも山小屋の醍醐味です。

この夏山の経験が、みなさんにとってかけがえのない思い出になりますように。

登山デビューをしたいとお悩みであれば、ぜひ関西女子登山部へ!

「関西女子登山部☆やまびとステーション▲▲▲」は、関西を拠点に10~30代の女性メンバーで活動している登山サークルです。

みんな山が大好き!部員同士ワイワイしながら登山を楽しんでいます☆

OGを含めると、登録部員900名を超える山好きメンバーが在籍しています。

ベテランメンバーが優しくサポートするので、初心者の方も安心してご参加ください。

私達と一緒に登山の魅力を堪能してみませんか?

入部に関するお問い合わせはこちらから。

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